2017年1月23日(月)
前回、☆ホントは怖い?!歯周病☆ と題して歯周病についてお話しました。
今回は歯周病の予防方法についてお話します。
意外と毎日の生活で当たり前のことばかりなのです。
①毎日の歯磨き
歯周病の原因は細菌性プラークです。
原因を取り除くには毎日のプラークコントロールを習得する必要があります。
プラークコントロールの基本は歯磨きです。
②定期的な歯医者さんでのクリーニング
毎日の歯磨きだけでは除去しきれないプラークを除去するためには、
定期的に歯科医院で、歯のクリーニング(PMTC)を受けるのが効果的です。
最低でも3ヶ月に1回はクリーニングを行いましょう!!
③生活習慣の改善
1、よく噛む
唾液は、口の中の汚れを洗い流して歯周病菌が歯に付着するのを防いだり、
プラークの中に存在する細菌の作用を抑制したりする働きがあります。
噛めば噛むほど唾液の量が多くなるので、しっかりとよく噛んで食べましょう。
2、食事
丈夫な歯を育み、歯周病予防には、栄養バランスのとれた食生活が欠かせません。
また、食物繊維が多い野菜や、海藻、きのこ、豆類などは、よく噛んで食べることにつながります。
反対に甘いものは、プラークをできやすくして歯周病菌を増やす原因になります。
3、禁煙する
タバコには、ニコチンやタールなどの有害物質が含まれています。
二コチンは歯茎の血行を悪くして、歯周病菌に対する抵抗力を低下させます。
また、タールはヤニとして歯に付着するので、その上にプラークを付着させやすくします。
4、ストレスを溜めない
ストレスは、歯周病の発症や悪化の原因になります。
十分な睡眠をとり、心身を休めることも大切です。
5、鼻呼吸をしましょう
口で呼吸をしていると口の中が乾燥し、歯周病菌が繁殖しやすくなります。
口を閉じて、鼻で呼吸をする習慣を身につけましょう。